ロジスティクス研究部
当研究部では、物流業界を様々な観点から研究し、業界の発展とサービス向上のヒントを発信していきます。
2025.06
「誰一人取り残さない」物流会社としてできること
今回は、当社が全社をあげて取り組んでいるSDGs(持続可能な開発目標)への活動をご紹介します。
私たちは、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」というSDGsの理念に賛同し、物流業界だからこそできる事を一つひとつ積み重ねています。
ダイセーロジスティクスでは多くの取り組みを進めていますが、今回はその中からいくつかピックアップしてご紹介します。
◎リサイクル活動の徹底
切手、ペットボトルキャップ、コンタクトレンズケース、段ボール、プルタブなどの資源回収活動を継続的に実施。
中には地元の学校と連携し、リサイクル活動を地域貢献へと広げている事例もあります。
◎フードロスやエネルギーへの配慮
賞味期限の近い食品を購入する「手前取り」や、フードドライブBOXの設置など、食品ロス削減にも挑戦。
さらに、一部拠点では太陽光パネルの導入など、エネルギー面での取り組みも始まっています。
◎教育・学びの場の提供
社員の学びを支援する「Literacy塾」や「ジュニアボード」など、次世代を担う人材の育成にも注力。
これらは単なる人材開発にとどまらず、「働く環境そのものをサステナブルにする」ための取り組みでもあります。
◎デジタルと働き方の改革
本社を中心にRPA(業務自動化)を導入し、働き方改革と業務効率化を同時に推進。
これにより、社員がより働きやすい環境づくりも進んでいます。
SDGsへの取り組みというと、「特別なこと」と思われがちですが、私たちは「いつもの仕事の中にサステナビリティがある」という視点を大切にしています。
たとえば――
・捨てる前に「これ、回収できるかな?」と立ち止まる
・いつもの紙を、再生紙に変えてみる
・次世代の仲間に、知識やノウハウを伝える
そんな小さな気づきと行動の積み重ねが、SDGsの実現に大きく貢献するのです。
「運ぶ」だけでなく、「つなげる」「支える」役割を大切にしている私たちダイセーロジスティクス。
SDGsの視点を大切にしながら、これからも持続可能な社会づくりに向けて挑戦を続けていきます。
DX本部